食用赤色3号及びそのアルミニウムレーキ
Food Red No.3 (Erythrosine) and its Aluminum Lake
2025年に米国FDAが認可取消 — 日本では今も使用中
この添加物が含まれる食品
商品により使用の有無は異なります。成分表示を確認してください。
国別規制ステータス
🇯🇵 日本 ○ 認可
🇪🇺 EU ○ 認可
🇺🇸 米国 ✕ 禁止
赤色3号(エリスロシン)は鮮やかなピンク〜赤色の合成着色料。米国FDAが2025年1月に甲状腺腫瘍のリスクを理由に認可を取り消した。EU・日本では現在も認可されている。
なぜ海外で禁止・規制されているのか
米国FDAは2025年1月、動物実験で発がん性が確認された添加物は禁止するという法律条項に基づき認可を取り消した。ラットの実験で甲状腺腫瘍が確認されたことが理由。ただし、この腫瘍はラット特有のメカニズムによるもので、人への外挿性には議論がある。
健康上の懸念
高用量でラットの甲状腺腫瘍を引き起こすことが確認されている。ただし、これはラットに特有の甲状腺ホルモン代謝経路によるものとされ、人での発がん性リスクは現時点で確認されていない。
日本の立場
食品安全委員会は「ラットの甲状腺腫瘍は種特異的なメカニズムによるもので、ヒトへの外挿性は低い」との評価。認可を継続している。
規制の経緯
1907 米国で食品着色料として認可
1990 米国FDAが化粧品・外用医薬品への使用を禁止(食品は継続)
2022 消費者団体がFDAに食品使用の禁止を請願
2025/1 米国FDAが食品使用認可を取消。2027年1月までに市場から撤去
現在 日本・EUは認可継続
出典: FFCR(令和7年8月25日版)、EU Regulation (EC) No 1333/2008、FDA 21 CFR、EFSA Scientific Opinions、食品安全委員会評価書
分析: LivData独自クロスリファレンス。