カンタキサンチン

Canthaxanthin

EUで食品への使用が未認可のカロテノイド色素

用途: 着色料 INS: 161g CAS: 514-78-3

この添加物が含まれる食品

カニカマ(カニ風味かまぼこ)寿司ネタ用の着色魚介養殖サーモンの身の色(飼料由来)卵の黄身の色(飼料由来)

商品により使用の有無は異なります。成分表示を確認してください。

国別規制ステータス

🇯🇵 日本 認可
🇪🇺 EU 未認可
🇺🇸 米国 認可

カンタキサンチンはカロテノイド系の赤橙色色素。動物飼料への添加は国際的に認められているが、EUでは食品添加物としては未認可。日本と米国では食品用途で認可されている。

なぜ海外で禁止・規制されているのか

EUではかつて日焼け用サプリメントとして使用された際に、高用量で網膜に結晶が沈着する「カンタキサンチン網膜症」が報告された。これを受けて食品添加物としての使用は未認可だが、家禽飼料への添加(卵黄の着色)は認められている。

健康上の懸念

高用量で網膜に結晶が沈着する可能性。食品からの通常摂取量ではリスクは極めて低い。

日本の立場

既存添加物として認可。天然に存在するカロテノイド色素として安全性が認められている。

規制の経緯

1969 米国で食品着色料として認可
1980s 日焼けサプリメントによる網膜障害が報告
現在 EUは食品への使用を未認可。日本・米国は認可継続

出典: FFCR(令和7年8月25日版)、EU Regulation (EC) No 1333/2008、FDA 21 CFR、EFSA Scientific Opinions、食品安全委員会評価書
分析: LivData独自クロスリファレンス。